大切な愛犬には健康でいてほしい。これは犬を飼う人であれば誰もが持っている想いですよね。
健康を維持し、さらに健康になってもらうため、ドッグフードを慎重に選んでいる飼い主さんも多いはず。
しかし実は、手作りごはんも犬の健康に良いとご存知でしたか?その理由の一つが水分です。
水分は犬も健康の基本!不足すると病気リスクも
身体の中では酸素や二酸化炭素、栄養や老廃物など様々なものが血液によって運ばれますが、その血液の質を左右する大きな要因が水分の摂取量です。
水分が不足すると、血液がドロドロになります。
ドロドロの血液はスムーズに流れにくいため、ポンプの役割を果たしている心臓の負担が大きくなり心臓病などのリスクがアップ。さらにドロドロの血液は血管壁にも負担をかけ傷付けてしまいます。
また水分不足の状態では、排出される老廃物の濃度が濃くなり、排出の頻度や量も少なくなることで様々な症状が。
代表的なお悩みの一つである酷い涙やけに悩まされていた犬が、手作りごはんを継続して老廃物の排出がしっかり出来るようになったところ、涙やけが解消し綺麗になったという事例もあります。
ドッグフード(ドライフード)は水分が少ない!
そんな犬の健康に大切な水分ですが、いわゆるカリカリ、ドライフードでは含有量が非常に少なくなっています。なんと、たったの10%。
犬の主食である肉に含まれる水分量が75%程度ですので、比較してもかなり少ないことが分かります。水は別で飲むとしても、その身体の60%を占める水分をしっかりと補うためには、多少飲むくらいでは十分とは言い難そうですね。
ウェットフードなら水分量は75%程度と言われていますが、こちらは添加物が多く使用されがちというデメリットがあります。
手作りごはんは水分たっぷり!
一方で手作りごはんは、通常、過度な加熱や乾燥が行われないため、本来の食材と同じように水分がその割合の多くを占めているまま(乾燥させるメニューを除く)。
食事からも水分をしっかりと摂取できるため、別途水を飲むことで摂取する必要がある水分量が少なくなります。
さらにドライフードと同じ量を食べても、手作りごはんは水分が占めている割合が多くなるので、ドライフードよりも摂取カロリーが低くなる場合が多いという嬉しいメリットも。
では最後に、水分を摂るのにおすすめの野菜を3つご紹介しましょう。
水分量が多い野菜3選!
食材①トマト
真っ赤な野菜、トマトは水分が94%!
抗酸化作用を持つリコピンやβカロテンも豊富なので、是非取り入れていただきたい食材です。
食材②だいこん
こちらも95%ほどを水分が占めている(※)食材。
独特なその辛み成分には、抗菌作用や血栓予防の効果があると言われています。
(※)根の部位における水分含量。
食材③小松菜
緑の葉物野菜、小松菜はトマトと並ぶ94%が水分です。
カルシウムや鉄といったミネラルが豊富なため、犬の日頃の健康維持に役立つ野菜です。
今回ご紹介したトマト、だいこん、小松菜の3種すべてを使用したメニューが、こちらの『ローストポークと青菜のヘルシーごはん』。
水分をたっぷり含んで身体を整えてくれる栄養が豊富な野菜を使用した健康志向のごはん。
6時間以上かけてじっくりと低温調理した国産豚のローストポークと美味しいコシヒカリ米、甘みと食感のアクセントにトウモロコシも入って、満足感も得られるメニューになっています。
メニューの詳細はこちらからチェックしてくださいね!
いかがでしたか?
犬の健康のためにも水分はとても大切です。手作りごはんをあなたと愛犬との生活に是非取り入れてみてくださいね!