IDEA DOG CHEFでは、人の手による手作りのごはんをお届けしています。
犬に手作りごはんを与えるということについては、皆様の中にも様々な考えがあることでしょう。
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アンチドッグフード さん
「賛成!犬には手作りごはんを!ドライフードやウェットフードのようなドッグフードなんてもっての外!虐待!」
興味はあるけどなかなか… さん
「良さそうだけど、忙しいし、栄養面とかちょっと心配だし、周りに手作りごはん派がいないから批判されそうだし…」
手作りごはんかドッグフードか問題には興味ありません さん
「別にどっちでもいいけど、取り扱い店舗や値段などから買いやすいものを選ぶと、自然とドッグフードになりますね」
アンチ手作りごはん さん
「反対!犬には犬のために成分とか研究されているドッグフードでしょ!適当な手作りごはんなんてもっての外!虐待!」
インターネットという広大な海の遭難者 さん
「なんかよく分からないうちにここに辿り着いたんですけど、そもそも手作りごはんという選択肢なんて今まで思いつきもしませんでした」
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…ちょっと考えるだけでも、実に色々な立場や意見が想定されます。
これらの中でも、「手作りごはんは犬に良くない」「犬にはドッグフードを与えるべき」というアンチ手作りごはんさんの主張に対して、私たちはどのように考えれば良いのでしょうか。
犬にはドッグフードを与えるべき?
犬と人間の歴史は、とても古く長いものです。
1万年以上前の人間の住居跡等の遺跡から、犬の骨が発見されたり、人間と共に埋葬された犬が発見されています。
これほど昔から犬は家畜化されていたのです。
犬が人間の狩猟を手伝って同じ獲物を分け合ったり、あるいは自身だけで食べものを得たり、
人間の残飯をエサとしていた歴史は相当長いもの。
対して、ここ最近のわずか150年ほどの間に、犬専用の食べ物としてドッグフードが販売され始め、一気に定着しました。
アンチ手作りごはんの方々、またドッグフードをプロモーションしたいの立場の企業等は、
「ドッグフードによって犬の寿命が延びた。だから犬にはドッグフードを与えるべきで、人間と同じ食べ物は良くない」と主張することがあります。
確かに、日本でドッグフードが普及した1990年頃の前後を比較すると、犬の平均寿命は延びています。
しかし、この変化には、実際のところドッグフードが普及したこと以外の事情も多分に寄与しているはずです。
人々の全体的な生活レベルが上がることで、限られた富裕層以外の家庭で飼育されている大多数の犬を取り巻く環境も良くなった、
ワクチンの定着、動物医療の発展、屋内飼育の増加、あるいは以前の犬用に作られたものではない人間の残飯では塩分が多かった…等々。
様々な技術の進歩や生活環境の変化により、種全体の平均寿命が延びていくことは、私たち人間自身も経験してきた現象ですよね。
そして実は、ヨーロッパで2000年代初頭に行われた研究において、
「手作りごはんを食べている犬の方が、ドッグフードを食べている犬より平均寿命が3年長い」
という結果も出ています。
これらを踏まえて言えることは、人間と同じ食べ物が犬にとって良くないというのは、ある意味では正しく、ある意味では間違いであるということ。
つまり、「犬のことを考えて作られていない人間の食べ物は、犬にとっては良くない要素を含む可能性がある」ということになります。
ですから、「犬のために作った、人間の食事と同じような食材やつくりのごはん」であれば、
あなたが大切なワンちゃんに与えるごはんとして、十分に一つの選択肢になり得るということが分かるはずです。
とは言え、手作りごはんについては色々と心配なことがある方もいらっしゃるでしょう。
こちらの記事では、栄養バランス、下痢、歯垢といったテーマを例として取り上げておりますので、気になる方は是非読んでみてください。
犬の食事に手作りごはんを取り入れてみよう
手作りごはんとドッグフード、対立するものとして考えられがちな両者。
このような、手段・手法の違いや対立について考える際に忘れてはならないことは、
手段は、結局は目的を達成するためのもの。
各手段のメリットとデメリットを把握して、自身が使える手段の選択肢を増やし、
どの選択肢がその時の目的を達成するためにより適切かを考え選択できるようにしておくことは有益である。
ということではないでしょうか。
手段が一つしかないと、達成できることにも限度があります。
そして、状況や優先順位の変化等によってその手段では嚙み合わなくなった時、うまくいかなくなった時には、必ず行き詰まります。
そこで別の知識や経験を生かしてアレンジを加えられるか、あるいは別のもっと有効な手段を採用できるかによって、目的を達成できるか否かは変わってくるものです。
ですから話を戻しますと、
手作りごはんとドッグフードは対立する相容れないものとして捉えるのではなく、
特徴が大きく異なる2つの手段と考え、その時あなたが何に重きを置くのか等によって、適切に選べば良いだけなのです。
その日、何も考えずにいつもと同じものと水を与えるのが楽だ、と思うのであればドッグフードを選択すれば良いですし、
今週は水分を沢山摂らせて添加物を抜いて身体をデトックスさせてあげたいな、今日は美味しいごはんを食べさせてあげたいな、と思うのであれば手作りごはんを選択すれば良いでしょう。
では、手作りごはんを取り入れてみるとして、 Idea dog chef(イデアドッグシェフ) の手作りごはんにはどんな良いところがあるの?と思われる方は、
是非、「 Idea dog chef(イデアドッグシェフ) のプレミアム・ドッグミールとは|国産・無添加、上質な手作り犬ごはん」を読んでみてくださいね。
※本記事は、皆様がワンちゃんの食について考えるきっかけとなることを目的として作成しており、
ドッグフード自体を否定するものではございません(ドッグフードにも良い商品やメリットはたくさんございます)。
また、本記事の記述内容は、必ずしも全てのドッグフードメーカー様や商品に当てはまるものではございません。