Idea dog chef(イデアドッグシェフ) のこだわり、二つ目は
美味しさ、食いつき
です。
「うちの子、いつもがっついてフードを食べているから当然美味しいんじゃないの?」
そう思われる方にも、是非この記事を読んでいただき、ドッグフード、またドッグフードに限らずペットフードについて考えてみていただけますと幸いです。
ドッグフードの美味しさへの疑問
犬の中には、ドッグフードをあまり好んでは食べない子もいれば、関係なしにガツガツ食べる子もいます。
ところが、ドッグフードをあまり食べない子でも、人間の食べ物やおやつ、果物などは食べる場合があります。
同じくガツガツ食べる子でも、ドライフードに混ざっているトッピングの部分から食べたり、やはり人間の食べ物の方を欲しがる場合があります。
たまにしか食べられないから?…それもあるかもしれませんが、一番の理由は「美味しさ」にあるのかもしれません。
ドッグフードの製造方法
突然ですが、皆様は現在使用しているドッグフードの味や匂いがどのように作られているかご存知ですか?
パッケージに描かれている食材本来の味や匂いだ!!と思われている方は、さすがに少ないのではないかと思います。
そうでない理由は、ドッグフードの製造方法にあります。
ドッグフードは、製造過程で主に以下の工程を辿ります。
※今回ご紹介するのは、ドッグフードのうち、ドライフードの製造工程です。
①穀物粉や肉粉など、原材料を粉砕し、粒の大きさを均一にする
②攪拌。乾燥原材料を均一に混ぜ合わせて生地の元を作る
③生地の元と、各種添加物や水分を合わせる
④エクストルーダーという機械で、高圧・高温加熱、成型する
⑤高温で乾燥させる
⑥ペレットの表面に油やフレーバー、各種添加物をコーティングする
まとめると、
砕く→水分と添加物を加える→強力に加熱する→乾燥させる→コーティング
の流れです。
この一連の流れを想像してみたとき、ドライフードの「美味しさ」がどういったものかもお分かりになるのではないでしょうか。
ドッグフードの不自然な「美味しさ」
ドライフードにおいては、原材料は細かく砕かれ、添加物を加えられ、強力に加熱加工され、乾燥させられます。
この工程を経てもなお、食材本来の美味しさがしっかり生きているとは言い難いのではないでしょうか。
このカラカラのペレットを「美味しく」して犬の食いつきを良くするために、フレーバーや油などが添付されます。
飼い主さんが見た時の見た目を良くするため、着色される場合もあります。
もちろんドライフードに限らず、ウェットフードやセミモイストフードにおいても、「美味しく」するために色々な添加物が添付されています。
(ウェットフードやセミモイストフードは傷みやすく、元々品質保持のために添加物が多い傾向がありますが、
このお話は「こだわり③|身体への優しさ、無添加」にて。)
さらにそこへ、原材料の質の問題も関わってくるのです(参照:こだわり①~厳選した上質な食材~)。
さて、あなたがワンちゃんに今あげているドッグフードは、「本当に美味しい」ごはんであると言えるでしょうか?
Idea dog chef(イデアドッグシェフ)が美味しさ・食いつきにこだわる理由
このような「作られた美味しさ」が、必ずしも悪であるとは申し上げません。
私たち人間も、世界中で多くの人がそのような食品を食べていますし、その美味しさに助けられています。
ただ、ドッグフードについては、そもそもの食材の品質や添加物等の基準が、人間用の食品よりもかなり緩くなっています。
ドッグフードをあまり食べない子は、敏感にそれらを感じ取っているのかもしれません。
おやつやトッピング、人間のおこぼればかり食べて、ドライフードは後回し…その子は、より良く美味しいものが何かを知っているのかもしれません。
ですから、私たち Idea dog chef(イデアドッグシェフ) は、食材本来の自然な美味しさと、そこから生まれる食いつきの良さにこだわります。
調理は全て人の手で行っていますので、機械による荒い食材の扱いは発生しません。
お米や野菜など、ワンちゃんが比較的消化しにくい食材についてはしっかりと火を通しつつも、食材本来の味が生き、本来の色・形が分かるように調理。
柔らかいもの、歯ごたえのあるもの、大きいもの、小さいもの…と、食感の変化までも楽しんでいただけます。
メニューの写真を是非見てみてください。そして、目の前でホカホカと湯気が立っているところを想像してみてください。
「美味しそう」と感じませんか?
実際にお試しいただいた方やお客様からは、「食いつきがすごい」「とても喜んでいるのが分かった」等々、喜びと驚きのお声が寄せられています。
ワンちゃんの「美味しい!」という気持ちは、彼らのことを想う私たち飼い主の心も喜ばせてくれるものです。
一度でも多くの「美味しい!」「嬉しい!」を生み出すために、私たちは商品をお届けいたします。
※本記事は、皆様がワンちゃんの食について考えるきっかけとなることを目的として作成しており、
ドッグフード自体を否定するものではございません(ドッグフードにも良い商品やメリットはたくさんございます)。
また、本記事の記述内容は、必ずしも全てのドッグフードメーカー様や商品に当てはまるものではございません。